子どもの歯磨きに苦労する家庭は少なくないと聞いて、少し安心した。我が家は毎晩戦だ。夕食を食べ終わり、歯磨きをしてトイレを済ませればあとは寝るだけだというのに、歯をなかなか磨かせてくれない。磨かせてくれ始めたとしても、すんなり終わるなんて夢のまた夢だ。

すんなり終わった日があるとしたら、その後お祝いせずにはいられない。思わずビールプシュッとしちゃう。家にビール無いけど。

長女は3歳過ぎてから協力的に、次女はまだまだ戦いの日々が続く

4歳になった長女は今でこそ天使のように協力的だが、3歳頃までは夕食後が憂鬱になるほど大変だった。磨き始めるまで一悶着があり、磨き始められたと思ったらすぐに口を閉じたり、十分に口を開いてくれなかったり、勝手に終わらせようとしたり。

妻は本気で指を噛まれ、あまりもの痛さに涙目になったこともあった。そういえば授乳期も、噛まれて激痛で悶ていたことを思い出した。子どもたちはやたらと妻を噛みがち。君のママである前に僕の妻なんだから、もっと大事にしなさいよ!(心の叫び)

そんな長女は、今となっては「歯磨きしよう」と提案すれば自分で磨かれたい場所を指定し、歯磨きの体勢になってくれる。時にはソファの上、時には洗濯機の上。気分によって場所は変わるが、丁寧に優しく磨けばおとなしく磨かせてくれる。超スムーズ。次女が大変だからこそ、長女自身も「自分はしっかりしないと」という自覚も芽生えているかもしれない。

長女に代わって現役トラブルメーカーは、次女(2歳)だ。問題はじっとしてられないこと。動き回ると歯磨きすることもままならないが、口の中を傷つけてしまうなど本人にとって危険を伴う。

しかも面倒なことに、最近のブームは追いかけられること。パパと目が合うだけでゲラゲラ笑いながら走り回る。楽しそうなのは大変結構だが、歯を磨かせてくれ、頼む。

なるべく泣かせずに磨く努力をしているが、いつまで経っても磨かせてくれない場合は、足で両手を優しく押さえて身動きが取れない状態にし、スピーディに歯磨きを仕上げる。押さえられると泣いてしまうが、その際は歌うなどしてなんとか気を紛らわす。ここでも長女が活躍し、変顔エンターテイナーとして笑わせてくれる。

我が家で実践している、子どもの歯磨きをスムーズに行うための”技”

落ち着いて歯磨きをするために、これまで効果があった対策を以下にまとめておく。子供の歯磨きで苦労しているパパママは参考にしてもらいたい。

鏡を見せながら歯磨き

大きい鏡の前で歯を磨くと、意外とすんなり磨けることがある。我が家では長女は効果が高かったが、次女は割とすぐ飽きてしまう。定期的に磨いている様子を鏡で見てもらうことで、パパやママにしてもらっていた歯磨きを真似ることができそうだ。

ママが本を読んでもらっているうちにパパが磨く

娘たちは、食後に本を読みたがる。ママが本を読んでいるうちにパパが集中して磨くと、すんなりと歯磨きが終わったりする。

自分磨き用歯ブラシと親仕上げ用歯ブラシの二刀流

我が家は子ども達に自分磨き用の歯ブラシを与えてから、親が仕上げ磨きをするというフローになっている。次女は、2本の歯ブラシを同時に口の中に入れ、「二刀流!二刀流!」と言いながらテンション高めに磨いていると、笑い転げながら磨かせてくれる。

自分で磨く次女(歯磨き粉を舐めているだけのことも多々ある)

本人が集中している行動に合わせてアクロバティックに歯磨き

朝や昼など、「夜にしっかり磨けばいいから、とりあえず75点以上のクオリティで磨きたい」というときは、遊んでいるときだろうが、テレビを見ているときだろうが、子ども達の行動に沿って歯磨きをすることがある。

あまりにもアクロバティックな姿勢で歯磨きをこなすので、やっぱり前世はゴリラだったに違いない。ゴリラかクモだな。

特にすんなり磨けるタイミングは、テレビを見ているとき。朝テレビを見ている時間に合わせて磨くのが、お互いストレスが無くて良い。

「苦労するのも今だけ」と自分に言い聞かせながら今日も歯を磨くのだ

子どもたちの歯磨きは本当に大変だ。しかしこの苦労も味わえるのは今だけだと思うと、ちょっとだけ頑張れる気力が湧いてくる。ちょっとだけね。今日も頑張ろう。