Pudding i ate 01

「父親と最期の別れまでの7日間」シリーズは、僕の父親が突然亡くなった日から葬式当日までの7日間を記録したもの。いわゆる日記のような内容で、僕自身の記録として残させてもらいたい。

家族との別れは一瞬。予知できる場合もあるが、突然来ると後悔が残る。このシリーズを読んで家族のことを想い、実家に顔を出したり、食事をしたり、家族と時間を過ごすきっかけになったら幸いです。

5時20分に帰宅してから妻と少し話しをし、状況を説明。子ども達にも起きてから妻が説明してくれると言ってくれた。心身共に疲れ果てていた僕は、8時すぎまで仮眠を取らせてもらった。

いつもどおり9時すぎまで子ども達の勉強を見てから、机に向かった。12時過ぎまで仕事をした気になった後、元々行く予定だったジムに向かった。睡眠不足かつ疲労困憊かつ精神的ストレスでジムどころではなかったが、日常を保つことが大事だと思い、行くことに。

パワーは出ないし、呼吸も苦しかったが、行って良かったと思う。いつものおじちゃんおばちゃん達に会えることが、何よりも息抜きだ。大切な家族を失ったが、僕に会うと嬉しそうにしてくれるおじいちゃんやおばあちゃんがいるということが、何よりも暗くなっていた僕の心に灯をともしてくれる。

ジムのあとは取材だった。自分でも「メンタルが最悪だな」と感じており、知り合いに会ったらきっと笑顔が引きつっているだろうなと思いつつも、同時に「きっと行けば救われるはずだ、ちょっとぎこちなくてもなんとか乗り越えよう」と思い、向かった。ジム同様、本当に行って良かった。

おそらく入り口であった人たちはちょっとテンションの低さに気付いたかもしれない。ちょっと機嫌が悪いと思ったかもしれない。それでも温かく迎え入れてくれたみんなに感謝している。みんな若いからきっと気を遣ってくれたのかな、申し訳ない……。

取材は本当に楽しかった。内容も楽しかったし、みんなと会えたことも楽しかった。イベントの後雑談も最高だった。

取材後は、ポッドキャストの収録に参加してから食事に連れて行ってもらった。父親が他界したことを伝え、話を聞いてもらった。同時にSNS運用などを中心とした仕事の話も盛り上がり、最後は美味しいプリンで締めた。

最高だった。本当に仲間に恵まれていることを実感した1日だった。

価格:1,170円(掲載時)
著者:加納 敏彦(著)
出版社:PHP研究所