Frozen by Gekidan Shiki 01

6歳と4歳の娘たちと一緒に劇団四季の『アナと雪の女王』を観に行った。これまで家族で劇団四季の『ライオンキング』を見に行ったことはあるが、アナ雪は初めて。夏休みということもあり、子連れが多かった。

我が家の”子連れ劇団四季対策”としては、予習を大事にしている。当日まで自宅でサウンドトラックを楽しんだ。実は僕もアナ雪が大流行した当初、『レット・イット・ゴー 〜ありのままで〜』『とびら開けて』にハマり、YouTubeでカバーする人の動画を片っ端から見るほど聞き込んでいたので、子どもたちが音楽から入ることに抵抗がないことはありがたい。

ディズニー版も見てもらった。ストーリーは概ね同じだが、一部のシーンはカットされていたり、独自の表現されていたり、リアルだからこその演出が楽しめる内容となっていた。

当日の公演は、前半が約70分、20分間の休憩を挟み、後半が約55分だった。シーンとシーンのテンポ感が心地よく、あっという間に時間が過ぎていった。「この曲つまらないな……」と思うような瞬間は全くなかった。劇団四季なので歌が圧倒的に上手いことは当然のことだが、曲の多くがハイトーンで張るものが多く、”日本トップクラスの歌唱力を持つ方々の全力ボイス”を思う存分楽しめた。

次女はライオンキングの一部シーンを怖がるが、アナ雪は全く問題なかった。トイレは開始前に行かせ、休憩は妻に先に女子トイレに並んでもらい、後から子どもたちの靴などを履かせて僕が連れて行き受け渡すことで、限られた時間でトイレを済ませることができた。劇場によっては男性トイレに連れて行ったほうが個室数が多いが、四季劇場「春」はトイレ自体が狭かったため妻にお願いした。

主役キャストは抜群の上手さだった。アナ役の町島智子さん(下記ツイートの右)は、これまでアンサンブルとして活躍しており、今回の舞台が初めての主役。劇団四季のオーディションの流れや選定基準などは全く分からないが、思わず「うめぇ」と声が漏れるほど抜群の声量と表現力だった。

エルサ役は、とてつもなく上手かった。劇団四季版の主題歌『ありのままで』は、「少しも寒くないわ」でキーを落とさず、上のキーで伸ばす。「歩きだそう〜で」張り、「少しも寒くないわ」でさらに張る。熱唱系が大好きな僕としては最高の構成だが、以前観た『ライオンキング』で大人シンバが「心配ないさ」で登場するシーンでキーを外され絶望した経験があることから、今回はなぜか緊張して曲を聴き始めることに。

エルサ役は安定感抜群で心配不要だった。主題歌に関わらず、すべての曲において思わず感情移入するほどの表現力だった。

エルサ役を担当した谷原志音さんは、実は日本で劇団四季の『リトル・マーメイド』アリエル役として、日本初演キャストに抜擢されていた。『ライオン・キング』のナラ役、『ウィキッド』のグリンダ役、『マンマ・ミーア!』のソフィ役など数々の舞台で活躍している。上手くて当然だ。

劇団四季では毎度子役の歌唱力の高さに驚かされるが、アナ雪も例外ではない。様々な体制でも音がぶれず、声が震えず、演じているキャラクターにあった美声で観客を魅了していた。ヤングアナを担当した牧田花さんは、7歳。7歳であの歌唱力か……

オラフもハンスもクリストフもオーケンも最高だった。歌がうまいって最高。素晴らしいパフォーマンスで心が満たされて帰宅した。また観にいきたいな!

以下に当日のキャストを載せておく。

エルサ谷原 志音
アナ町島 智子
クリストフ北村 優
オラフ小林 英恵
ハンス塚田 拓也
ウェーゼルトン石野 喜一
スヴェン中野 高志
パビー松下 湧貴
バルダ松本 菜緒
オーケン中田 雄太
アグナル王鈴木 涼太
イドゥーナ妃小林 由希子
ヤングエルサ岩瀬 花音
ヤングアナ牧田 花
男性アンサンブル文永 傑
計倉 亘
村田 慶介
笠間 大樹
土井 夏以
山口 優太
女性アンサンブル小城 かえで
篠原 真梨子
塩住 珠希
二田 加奈恵
岩井 千秋
柿野 麻季
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